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実年からの健康教育

実年は人生の折り返し点
「実年」という言葉を国語辞典で調べてみると「まだ働き盛りである50代、60代を指す語」とあります。この年代は人生の折り返し点であり、仕事の上では円熟期に入り、家庭では子供の巣立ちを迎える一方で、これからの人生に不安や焦燥感を抱き、生き方の問題に直面する時期でもあります。
日本は世界一の長寿国、一方では自分の健康に不安も
日本の「平均寿命」(リンク1?2参照)「健康寿命」は世界トップクラスとなっています。
平均寿命は、0歳児がこれから生きると予測される年数を表しますが、その中で健康に暮らせる期間が何年あるのかを表すのが健康寿命であり、学問的には「一定レベル以上の健康状態で暮らせる期間」と定義されます。一般には「認知症ではない期間」、「日常生活に介護が不要な期間」といった形で定義されることが多いようです。
日本は長寿の国でありながら、一方で自分の心や体の健康に不安を感じる人が多いのも日本人の特徴です。
平成19年労働者健康状況調査によると、将来の健康状態に対して「大変不安を持っている」とする労働者は10.9%「少し不安を持っている」は70.1%であり、不安を持っている労働者はあわせて80.1%と、多少なりとも健康に不安を抱えているという結果でした。
前向きな生き方、それが健康
さて、身体の機能が正常であること、食事や入浴など身の回りのことを自立して行えることだけが「健康」なのでしょうか?
たとえ病気や障害があったとしても、それらと上手に付き合い、常に前向きな気持ちで生きていくことができれば、それは「健康」であると考えられます。つまり健康寿命とは「自分が健康だと自覚していられる期間」という意味合いも大切ではないかと思います。
前向きな人ほど老化のスピードは遅い
70歳以上の1000人を10年間追跡したアメリカの研究では、「セルフイメージ(自己観)」や「セルフエフィカシー(自己効力観)」の高い人ほど、老化のスピードが遅いということが明らかになりました。
セルフイメージ、セルフエフィカシーとは、いずれも「日常の様々な問題を解決する自分の能力に対する自信」といった意味です。
自分にはそうした能力がある、あるいは人から好かれている、人の役に立っているといった自分に対する前向きなイメージを持つ人は老化のスピードが遅く、逆にセルフイメージの低い人や後ろ向きに考えがちな人は心身機能も低下しやすくなります。いってみれば「老化も気から」という側面があるということですね。
運動する人ほど人生に満足感
また多数の研究結果が、「運動する」ことは「セルフエフィカシーを高める」あるいは「元気である、幸せであると感じる」効果があることを示しています。ドイツの研究者は、運動する頻度が高い人ほど「人生に満足している」と答える割合が大きい、と報告しています。
運動の内容としては、有酸素運動(リンク3参照)を「ラクだ」から「ややきつい」くらいの強度で行うとよいでしょう。実年の時期は、自分の健康についてじっくり考える時間を持つことができる時期ともいえます。家族や友人を誘って、今日からウォーキングに出かけませんか?

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