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手足や腰、下半身などが冷える【冷え症】

冷え症とは、診断名ではなく、おもに自覚的症状による社会通念的な病名です。人が寒さを感じない程度の温度環境で、手足や腰、下半身などが冷えて、つらいと感じる場合には冷え症といいます。
具体的には、「暖かい部屋にいても手足が冷たい」とか、「布団の中でも手足が冷たくて眠れない」などの症状です。冷え症では肩こり、関節痛、不眠、便秘や下痢、膀胱炎などの症状が起こりやすくなります。
また、冷えの原因が実は甲状腺機能低下症(リンク1参照)や、貧血(リンク2参照)、膠原病(こうげんびょう)、閉塞性動脈硬化症などの病気かもしれません。
疲れやすい、冷えがひどい、冷たい風で指先が紫色や白色になる、どちらかの足が特に冷たい、ふくらはぎの痛みで長く歩けないなどの症状があれば、医療機関で相談しましょう。  

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冷え性のタイプ
 前述のような特別な原因のない冷え症は、漢方では病気と健康の間の状態と考えられます。もともと日本人は、四季の変化に順応する能力があり、冬の基礎代謝は夏より一割程度高く、快適に感じる温度も夏は冬より約3℃低いとされています。
 最近は、冷暖房により室内と外気との温度差が10℃以上となることも多く、自律神経のバランスをくずれやすくなっています。冷え症は以下のタイプに分けることができます。
(1) 新陳代謝低下型
  高齢者に多いタイプで、気力がなく疲れやすい、食欲がない、風邪をひきやすいなどの症状をともないやすいものです。体温のもととなる熱産生を司っている筋肉量が少ないことが関係します。
(2) 末梢循環不全型
 若い女性に比較的多いタイプですが、運動量が関係した末梢循環不全による手足の末梢の冷えという点では、高齢者にも関係します。なかには、むくみやすい、尿が近いなどを伴う場合もあります。
(3) 自律神経型
 足は冷たいのに、顔はほてるといった「冷えのぼせ」型になることもあります。
(4) ストレス関与型
 いらいら、不眠、怒りっぽい、憂鬱などの症状を伴いやすいタイプでストレスにより、ホルモンや自律神経のバランスがくずれています。
冷え性対策
 冷え症に対しては、生活習慣や、食養生、漢方治療などが有効です。食事では、冬にとれる根菜類や北国でとれる食品には体を温め、夏にとれる野菜や南国のトロピカルフルーツは体を冷やします。
 服装は、上半身より、下半身に1枚多くを原則に、特に首を冷やさないように夏にはスカーフ、冬にはマフラーなどを利用しましょう。体をしめつけるものを避け、温度調節ができるように重ね着をして、こまめに脱ぎ着をすること、吸湿性のよい素材を身につけること、足先をきちんと覆うことも冷え症対策には有用です。
 入浴は、高い温度では末梢の血管は拡張せず、芯まで温まりません。38-40℃のぬるめのお風呂にゆっくり半身浴をして、上がり湯は、さらにぬるく感じるものをかけます。 b2
冷え症は、不眠、頭痛、関節痛などだけでなく、免疫能にも関わり、風邪をひきやすくなります。気長にとりくみ、快適な日常生活に近づけましょう。
人が寒さを感じない温度でも手足などが冷えてつらいと感じるのが冷え性です!

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