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ものがぼやける、目がかすむ、二重に見える

目(眼球)は「ものを見る」ための器官で、直径約24mmの球状をしており、おおまかに分けて、角膜(くろめ)・強膜(しろめ)・水晶体・虹彩(ちゃめ)・硝子体・網膜からなっております。
眼球は表のようにカメラに例えることができます。ものを見る際には、虹彩で目の中に入ってくる光の量を調節して、角膜と水晶体でピントを合わせ、鮮明な像を網膜に映しこみます。
網膜は光エネルギーを生物学的電気エネルギー(神経刺激)に変換し、その刺激が視神経を通じて大脳の後頭葉の視中枢へ達することにより私達はものが見えるのです。つまり眼で撮影した像を脳で現像しているわけです。
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視力
視力とは2つの点が離れていることを見分けることのできる最も小さな角度(最小視角)で表します。視力検査に用いる「C」のマークをランドルト環といいますが、切れ目の視角が1分(1/60度)のランドルト環を見分けることのできる視力を1.0と定めています。
裸眼視力と矯正視力
裸眼視力とは文字通り、メガネやコンタクトレンズで矯正をしていない目の視力のことです。
一方、矯正視力とは近視、遠視、乱視などの裸眼では視力の出にくい目をメガネやコンタクトレンズで矯正した視力のことです。眼科診療において視力といえば矯正視力のことで、通常は矯正視力1.0を十分な視力と考えています。

視力低下
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「ものがぼやける」、「目がかすむ」、「二重に見える」、「幕がかかっている」といったものが視力低下の代表的な症状です。ではこれらの症状が生じる原因は何なのでしょうか?
大別しますと光の通り道(透光体)に障害がある場合、網膜に障害がある場合、視神経から視中枢にいたる神経回路(視路)に障害がある場合に分けられます。
透光体である角膜、水晶体、硝子体に障害が生じますと、目に中に入ってくる光やものの像が遮られて視力低下を生じます。角膜の混濁(図)や白内障(リンク1参照)がそれにあたります。
網膜の中央部は黄斑部と呼ばれており、視力や色覚を司っています。この黄斑部が障害されますとものの像が映りこんで光エネルギーを神経刺激に変換することができなくなり視力低下が生じます。加齢黄斑変性(リンク2参照)や糖尿病網膜症(リンク3参照)がそれにあたります。
網膜で変換された神経刺激は視神経を通って視中枢にいたります。この神経刺激の伝達路のどこが障害されても神経刺激が脳に達することができなくなり視力低下が生じます。緑内障などの視神経の病気や脳梗塞や脳腫瘍などの脳の病気がこれにあたります。

についての 健康医療協会

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