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血が薄い、動悸、息切れ、倦怠感等、再生不良性貧血

血液中の赤血球数が基準値を下回っている状態をいいます
貧血は病気の診断名ではなく何らかの病気の結果として血液の中の赤血球数が基準値を下回っている状態、言いかえますと血が薄くなった状態をいいます。
貧血がひどくなりますと動悸、息切れ、倦怠感(だるい)等の症状が現れます。脳に血液が十分到達しない場合におこる眩暈(めまい)も「貧血」と呼ばれますが、ここで話す貧血とは直接関係ありません。
また医療の現場では眩暈を貧血と表現することはありません。
高齢者の貧血
若い方には食物に含まれる鉄が不足したり、消化管からの出血または月経過多があったりして血液の生産が間に合わないために起こる貧血があり、この鉄欠乏による貧血は原因疾患を治療し十分な鉄分を補給すればなおります。
高齢の方が健康診断などで貧血を指摘されて精密検査のために病院を訪れる頻度はあまり高くありません。しかし高齢者の貧血は治療が難しく、また骨髄の異常に起因する頻度が高いのです。
慢性貧血
高齢者の貧血では血液の中の鉄分は少ないにも関わらず肝臓などの臓器には貯蔵鉄が過剰に蓄積されている状態が多く見られ、この貧血を慢性貧血と呼ぶ場合があります。
慢性貧血は慢性の病気がもとで体の状態が悪くなり体の中の鉄が上手に利用できない状態から貧血になっているため鉄分の補給で貧血がよくならないばかりか臓器を悪くしてしまうことがあります。
この貧血を治すためには原因の病気を治療することが必須ですが、関節リウマチやがんなどすぐに治癒するとは限らない病気が多いため診断後も貧血の治療は容易ではありません。
骨髄異形成症候群
このような鉄利用障害の貧血のほかに高齢者に多い貧血に骨髄異形成症候群および再生不良性貧血という骨髄に原因がある貧血があります。
骨髄異形成症候群は血液工場の源流にある細胞に異常が起きて、やがて赤血球に成熟する頃に壊れてしまい貧血になる病気です。
病気が進むと貧血だけでなく白血球と血小板も異常を示すようになり、その頃の骨髄は成熟した細胞が少なくなり幼若な細胞が増えています。幼若な細胞がたくさん増えた状態が白血病ですのでこの病気から白血病(リンク1参照)になることがあるともいえます。
根本的な治療は健康な人の造血細胞を移植するしかありませんが、発病したときにすでに移植できない年齢になっている場合は体の状態を保つために輸血を繰り返し行う必要があります。
再生不良性貧血
再生不良性貧血は骨髄の血液工場が働きを休止しているために貧血、血小板減少、白血球減少が起こる病気です。
高齢の患者様では薬や放射線障害が原因になっていることがあり、その原因を除くことで改善することがあります。

についての 健康医療協会

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