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WiiFitなど

WiiはNitendoによって開発された新感覚で楽しめる家庭用ゲーム機です。WiiのソフトのひとつであるWiiFitは「バランスWiiボード」に乗り、体重や重心バランスの測定、様々な(40種類以上)運動トレーニングを行なうゲームです。WiiFitの運動効果、特に生活習慣病予防に関する科学的エビデンスはほとんどありませんが、今後新しいスタイルの健康管理システムになる可能性を秘めています。

Wii(ウィー)とは、2006年にNintendo(任天堂)が世界に放った新感覚で楽しめる次世代家庭用ゲーム機です。その特徴は「Wiiリモコン」と呼ばれるコントローラにあります。通常ビデオゲーム(テレビゲーム)のコントローラは、たくさんのボタンやレバーを操作するイメージですが、Wiiリモコンはリモコンを画面にむけて、振ったりひねったり傾けたりと非常に簡単な操作でゲームを行なうことができます。このようなコントローラの特徴から、打つ?投げるなどの動きが直接ゲームに反映されるため、Wiiはゲームを行ないながら運動することを可能にしています。テニス?野球?ボーリング?ゴルフ?ボクシングをひとつのパッケージにまとめた「WiiSports」のキャッチフレーズは「リビングがテニスコート。リビングがスタジアム???」。まさに運動をゲームにしたソフトです。

Wii発売から約1年後、「リビングでフィットネス」や「家族で健康」をキャッチフレーズにWiiFit(ウィーフィット)が登場しました。WiiFitは同梱されている「バランスWiiボード」に乗り、からだ測定や様々なトレーニングを行なうゲームです。からだ測定では、重心バランス?BMI(肥満度の指標:体重(kg)/身長(m)2)?運動能力を測定し、健康管理をサポートしたり「バランス年齢」を判定したりします。トレーニングでは「バランスゲーム」「有酸素運動」「ヨガ」「筋トレ」の4つのジャンルがあり、40種類以上のバランス能力を強化するゲームやからだを引き締めるトレーニングなどが収録されています(*効果には個人差があります)。「ヨガ」や「筋トレ」はインストラクターの先生の指示に従って行ないます。トレーニングした時間は「運動貯金」として蓄積され、運動貯金を貯めるとより難易度の高いトレーニングを楽しめるようになります。

Wiiを使った運動の効果、特に生活習慣病予防や改に関して、現在のところ科学的知見はほとんどありません。しかし「WiiSports」の運動強度や消費エネルギーに関して、テニスやボクシングでおよそ2.5メッツ程度であることが報告されています[1]。ただしこれは活動量計を用いて評価した方法で、腕の動きなどが評価されていないため、呼気ガス分析などによる正しい評価が今後必要です。実際にこれらのゲームを行なってみると、たしかにかるく汗をかくし時間を忘れて熱中してしまうものです。

ある調査によると、WiiFitを始めた3人に1人が「定期的に運動するようになった」と答えているようです[2]。また「食事に気をつけるようになった」人が20.2%と運動以外の健康管理にも気を使う人が増えたようです。さらに重要なことはWiiFitがすでに300万本以上の販売実績があり、家庭複数人が使用することを考慮すると、フィットネスクラブの会員数約380万人とほぼ同様の使用者数が期待されます。日頃忙しさを理由に運動不足になりがちな人たち、運動習慣を身に付けたいがなかなかできない人たち、そんな人たちの中でWiiを使った新しいスタイルの運動習慣や健康管理が増えてくるかもしれません。

についての 健康医療協会

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