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急性肝炎の検査所見、診断、鑑別診断

急性肝炎の診断
1.自覚症状:既述。検査所見:肝細胞内の酵素であるALT(GPT),AST(GOT)の著明な上昇や、黄疸の指標となるビリルビン値が上昇します。これらの数値の上昇は、広範に肝細胞障害が生じていることを示しています。
2.起因ウイルスの診断

 各ウイルスに特異的な血液検査をおこなうことで、原因ウイルスの特定が可能となります。
A型:IgMHA抗体陽性。B型:IgMHBc抗体陽性、HBs抗原陽性。C型:HCV-RNA陽性、HCV抗体陽性。NonABC型:IgMHA抗体陰性、IgMHBc抗体陰性、HCV-RNA陰性、抗核抗体陰性(自己免疫性肝炎の否定)、既知のウイルス感染症の否定。
3.重症度の診断

 血液検査では、肝予備能を鋭敏に反映するプロトロンビン時間、へパプラスチン時間という血液凝固機能検査が肝障害の重症度を示します。

 また、通常の急性肝炎では意識障害を示すことはありませんが、急性肝炎が劇症化し広範な肝細胞障害がおきると、著しく肝予備能が低下する為に肝臓の解毒機能が低下します。各種中毒物質が肝臓で代謝排泄されず、体内に貯留するために脳機能障害を起こし、昼夜逆転、譫妄、傾眠傾向、昏睡などの症状を呈します。肝予備能の低下が原因で起きる意識障害を肝性昏睡といいます。

 プロトロンビン時間と意識障害の程度の程度で、急性肝炎は通常型、重症肝炎、劇症肝炎の3つの重症度に分類します。一度劇症化すると高率に死に至る可能性が高くなり、肝臓移植治療が必要となります。

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