ニュース速報
ホーム / 伝染病 / 肝炎の予防

肝炎の予防

肝炎の予防.
 肝炎ウイルスA,B,C,D,E型の中で、感染予防法が確立しているのは、A型とB型の2種類です。

1.A型肝炎の予防

 アフリカ、東南アジア、中南米など熱帯、亜熱帯の国々は、A型肝炎ウイルスの高侵淫地域と言われています。これらのA型肝炎の流行地での一般的感染予防対策は、経口感染の機会を未然に防ぐことであり、生水、生鮮食物の摂取をできるだけさけることが大切です。しかし食物に対する注意だけでは予防対策として不完全であることから、これらの地域に渡航する前には、A型肝炎ウイルスワクチン(HAワクチン)の投与が推奨されます。

 HAワクチン投与での感染予防効果は、ほぼ100%と言われています。HAワクチンの通常の接種方法は、初回、2—4週後、6ヶ月後の3回接種であり、3回投与で数年間その感染予防効果が持続すると言われています。海外渡航直前など緊急性がある場合には、初回、2週後の2回接種でも十分な予防効果が得られます。

2.B型肝炎の予防

 B型肝炎の感染予防法には、免疫グロブリン(HBIG)による予防とHBワクチンによる予防の2つに大別されます。免疫グロブリン(HBIG)による感染予防は、汚染された針刺し事故後や、HBVキャリアーの母親から出産する児に投与する場合などに限られており、B型肝炎一般的な感染予防法はHBワクチン投与になります。

 HBワクチンは初回、1ヶ月後、6ヶ月後の3回接種により、接種者の約95%において予防効果が得られます。HBワクチン投与で獲得された、感染防除の指標となる蛋白であるHBs抗体は、通常3、4年間は持続陽性となりますが、その後陰性化します。しかし仮にHBs抗体が陰性化しても、投与から15年間前後はワクチンによる感染予防は持続すると欧米から報告されています。

 B型肝炎感染リスクの高い者(HBVキャリアーと同居する家族、医療従事者、警察官、消防士など)、では、一度はHBワクチンを投与しHBs抗体の陽性化を確認することが大切です。

についての 健康医療協会

推奨コンテンツ

急性肝炎は、その原因

急性肝炎は、その原因.  急性 ...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です